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石原知事が言うように、「信じられない親不幸者たち」と切って捨てれる単純な問題であろうか。否。もはや「親不孝」などと個人を攻めてウヤムヤにしようとしても無理な、この国の根幹に関わる根の深い問題なのだ。


「姥捨」の問題は日本人が最も避けたい話題の一つ。
現実を正面から受け止めて議論するのが苦手なのが日本人の特徴だからだ。だが、もう目をそらし続けるのは限界が来た、それが今回の「高齢者失踪」だろう。


なぜ「避けたい話題」なのか。
そこから考えないとこの問題の根深さは理解し難い。

『80~90歳になった老人の面倒を誰が看るか』
単純に言えばそういう事だが、実は全然単純ではない。

普通に考えれば老人は家族が看るのが常識。
だが要となる「家族制度」はもはや日本から消えている。

家族制度が崩壊すればどうなるか。
70歳を超えた子が90歳前後の親を看るという現実になる。

多くの場合一人でだ。
子自体がすでに介護が必要な年齢であろう。

その現実を沢山の日本人は知っている。
知ってはいるが、では自分が「認知症」になる可能性が高い高齢の親の面倒を看れるのかと。どうしても話はそこへ行き着く。

てまえ、板前、男前: 「姥捨」の現実を直視すべし (via nagas, it-tutor) Via Naga's Clips
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